前回のつづき
【心を込める】について〜
私は大阪の修行時代、師匠に「心を込めて仕事するって。どうしたらいいんですか?」と聞いたことがありました。
今でも覚えていますが、即答で教えてもらったのが次の言葉です。
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「準備すること」
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「相手のことを考えて準備すること」これが「心を込める」ということだと教えてもらいました。
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振り返ると師匠はいつも“準備”をしていました。
当時の私は全く理解しておらず、要領のあまりよくない人だとさえ!思っていました。(なんという浅さでしょう)
準備の大切さ。もう一度自分を振り返り精進していかねばと思い直しています。
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さて次回は、今出てきました「要領」の良い/悪い について考えてみたいと思います。
「心を込める」という言葉は日常で比較的よく使う言葉でしょう。
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具体的にどういう意味でしょう?
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Google先生に聞いてみますと、
次のような説明を得ましたが、具体的ではありませんでした。
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【心を込める】
読み方:こころをこめる
愛情や配慮、願い、祈りなどの気持ちを十分に含ませることを表す言い回し。
また、そうした気持ちのもとに物事を行うことを意味する。
「心を込めて作った折鶴」などのように用いられる。
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行動に“愛情や配慮、願い、祈りなどの気持ちを十分に含ませる”ということですが、具体的にどうすることでしょうか?
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私個人的な話になりますが、大阪で修行していた時、師匠に聞いたことがあります。
師匠には「心を込めて仕事しなさい」と言われておりました。私は今ひとつぼんやりとわからなかったので、
「心を込めて仕事するって。どうしたらいいんですか?」と聞いたことがあったのです。
今でも覚えていますが、即答で教えてもらったのが次の言葉です。
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次回に続く。。
ファミリーマートの本町通り店さんです。
つくも橋を渡って、1つ目の交差点を右折して、しばらく歩くとございます。
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http://goo.gl/maps/6oKod
「定番」はピリケンが最も大切にしている価値観です。
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「定番」の中にこそ、その店の歴史と愛情が染み込んでいると思っています。
八宝菜は どの中華料理店でも食べられます。
でも、どの店とも違う八宝菜がここにあります。それは他店でも同じこと。
レストランに行ったら、その店の「定番」メニューをぜひご注文ください。
きっとその店の、その料理人の心意気を感じることができます。
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ビジネスの中の「無償性」について、
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無償性はビジネスとボランティアを分つもの、ですが、ビジネスの中にもこの「無償性」は隠れていて、
そこが仕事の面白い部分じゃないか。という探求です。
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ビジネスは決断の連続ですが、しっかりと線を引けない部分、白黒つけられない部分が多く存在します。
私は、この曖昧で揺らいでる部分にビジネスの無償性が隠れているような気がしています。
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例えば、我々のようなサービス業特有かもしれませんが、
入ったばかりの新人アルバイトの人の方が、ベテランの社員さんよりも「心のこもった接客」をしている場面があります。
なぜそういうことが起きるのでしょう?
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これは、新人アルバイトさんが、技術じゃなくて、気持ちだけで行動しているからです。
だから、心が“こもってしまう”のです。
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今回はここまで。
次回は「心をこめる」とは何かについて考えましょう。
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